
スチームトラップは、ボイラーから生産現場へ供給される蒸気配管や加熱機器等において、蒸気が凝縮されて発生するドレン水を効率的に排出する重要な役割を果たしています。しかし、一般的に多く流通しているトラップは可動部を有しており、経年使用による性能低下や構造上の問題からドレン水と一緒にスチームまでを排出してしまっているのが現状です。
エア・ウォーターが取り扱うノズル式の「エネトラップ」は、可動部を持たないスチームトラップのため、故障リスクを低減し長寿命化を実現しています。可動部破損によるトラップ交換コストや管理人件費の低減が期待できるほか、適正なノズルを選定することでスチームロスを極限まで低減し、かつボイラーの燃料や用水の削減を図ることができ、工場全体のコスト削減やCO\( \sf _2 \)削減に有効です。


- エネトラップは、可動式トラップとは異なるノズル式を採用。可動部を持つトラップとは全く構造を異にする新たな特許取得製品です。
<特許第5694619 ・PCT/JP2014/70163> - ドレン量に合わせて全16種類のノズルから適正ノズルを選定することで、蒸気ロスを極限まで低減し、燃料費・ボイラー用水費用を削減します。

気体(蒸気)と液体(ドレン)の動粘度の違い(気体>液体)により液体(ドレン)が優先的にノズルを通過し排出されます。
- 可動部を持たないノズル式でドレン水を連続排出し、可動部破損による故障を防ぎます。
- 構成部品は全てステンレス製の為、トラップの長寿命化を実現します。(本体5年保証)
- 異物除去ストレーナーを内蔵。
- 本体にブロー弁を設置することで、捕獲した錆・スケールをエジェクター効果によりフラッシュ洗浄が可能
- 面倒な分解清掃する必要はありません。
某工場(業種:アルミ加工)においての他社製トラップとの比較試験実施例
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蒸気ロス削減率 約40%。1時間当たりの蒸気ロス削減量は12.78kg(2.13kg/10分×60分)
蒸気単価 約4円/kg 稼働時間 24時間/日 年間稼働日数 300日 とした場合
蒸気ロス削減効果 年間 約37万円 の結果となりました。
お客様の工場にて、全国(一部地域除く)無償で既存のスチームトラップとの比較デモを承っております。
- 当社は、(株)エコファーストの代理店として販売を行います。
以下問合せフォームよりカタログ請求・デモ実施・お見積りの御依頼をお待ちしております。
